Nikonが最初と聞いていますが、大口径望遠レンズは直射日光による鏡胴の熱膨張を防ぐために白塗装が採用され、報道プロカメラマンがその白鏡胴のレンズにて構えている場面がスポーツ番組等で報道されたおかげで、今では白鏡胴の大きなレンズ＝プロが使うような超望遠レンズというイメージが出来上がり、ある種のステータスともなっています。
Minoltaでも、NewRF800mmF8／NewRF1600mmF11より白鏡胴を採用し、α時代では大口径超望遠は白鏡胴が標準仕様となりました。
又、白鏡胴のレンズには、一体感を出すために（わざわざコストを掛けて）同じ塗装をフードにも施していました。
そして、今回発売されたAF70-200mmF2.8SSMですが、'03年のフォトエキスポで初めてフード付きの状態で公開された実物はなんと
フードが白く無い！！！！
そうです、白鏡胴レンズというのにフードが黒なんです。
黒のプラフードなんか美しくないやん！ってのがσ(^^;の感想でした。
いや、マジでこのレンズを買う前からフードにD77NBを使おうかと考えたりしていました。
その後、６月末に無事SSMレンズが発売され、レンズ入手後にBody（α-9）のカスタム改造をMinoltaのサービスに依頼し、回収しに行った日のこと。
いつも色々とお世話になっているＹ氏に雑談している中で、Ｙ氏に不満を一言
「今回の70-200の方、フード黒いやん。キヤ○ンじゃあるまいし！
白フード作ってよ！！」
この一言からAF70-200mmF2.8SSM用カスタムフード制作が開始されました。
で、出来上がったのが今回のカスタムフードです。
塗装は鏡胴側と全く同じ縮緬塗装仕上げ(^^)b
やっぱり、白鏡胴レンズはフードも白！でしょう
AF APO 70-200mmF2.8 SSM & α-9 with VC-9 & DM-9