AF200mmF2.8のフードは内蔵式となっていますが、このフードが短い事が良く指摘されています。
　そこで、Minoltaの新宿サービスセンターと相談して、このレンズ用延長フードをカスタム改造で作成しようということになりました。

　最初は既にカスタムサービスのメニューとして用意されていたAF300mmF2.8用延長フードの様に新規に延長フードを作る案で検討して貰いましたが、検討の結果40〜50kでは到底制作不可能（制作費用にそれ以上かかる）ということでボツ。計画はいきなりとん挫しました。
　此処で作戦を変更して既存のフードを流用する事をσ(^^;の方からMinoltaのサービスに提案。サイズ的にAF300mmF4用フードを流用してAF200mmF2.8に取り付ける方法を検討して貰うことになりました。
　その結果、AF300mmF4用フードを流用してのAF200mmF2.8のフード延長は可能、又、設計部門に問い合わせた結果光学的にフードの延長部が干渉することもない事が確認できたとの回答が有りました。
　以上の結果を受けて、AF200mmF2.8用延長フードは正式にＧＯサインが出て、新宿のサービスで改造を受けることになりました。
　気になるカスタム改造の費用は、AF300mmF4用フードが5K，このフードをAF200mmF2.8に取り付ける為の改造費用がトータルで1.6Kの合計6.6Kとなりました。
　以上のカスタム改造により上に表示の画像の様に立派なフードを付けたAF200mmF2.8の誕生です。
　改造箇所については、下の画像を参照願います。今回のケースはAF200mmF2.8の内臓フードの基部にゴム輪をかませて外付けフードがしっかり装着出来るように＆外付けフードが滑らない様にしています。